公開日: 2025/09/30

粉末状セルロースナノクリスタル[信州大学・繊維学部]

再分散性に優れ、スケールアップ可能なセルロースナノクリスタル(CNC)粉末を実現

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粉末状セルロースナノクリスタル について

背景・課題

セルロースナノファイバー(CNF)やセルロースナノクリスタル(CNC)は、軽量かつ高強度という特性から、次世代の樹脂フィラーとして注目されています。

しかし従来法では、乾燥過程で凝集や角質化が起こりやすく、水や樹脂中での再分散が困難でした。そのため、CNCは主に水分散液として流通しており、輸送コストや保存安定性の面で課題を抱えていました。


技術概要

本技術は、低誘電率有機溶媒中で微結晶セルロースを粉砕し、乾燥させるだけというシンプルなプロセスにより、粉末状CNCを得る方法です。

  • 粉砕 → 乾燥 → 粉末化

  • 特別な表面処理なし

  • 高濃度条件下でも効率的に粉砕可能


実証データ

  • 溶媒処理別の比較で、トルエンやシクロヘキサン処理では良好な粉末が得られ、再分散性にも優れることを確認。

  • SEM観察により、角質化や凝集を抑制した微細粉末であることを確認。


特長

想定される用途/実績例

基本情報

研究者
信州大学 繊維学部 化学・材料学科 教授 荒木潤
発明の名称
バイオナノウイスカー含有粉末の製造方法及びバイオナノウイスカー 水分散液の製造方法
出願番号
特願2015-107801
J-PlatPat
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-2015-107801/10/ja
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201001007712045497
論文
https://doi.org/10.1246/cl.170588
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