Mixed Reality術中支援システム について
本技術は、放射線治療計画DICOMデータを視覚支援用3Dモデルとして使用する子宮頸癌の放射線治療支援システムです。
術中支援だけでなく、上級医師による教育指導や、他のスタッフとの情報共有など、臨床以外の用途にも活用可能です。
特長
- 放射線治療計画DICOMデータを術中視覚支援用3Dモデルとして使用
- 必要装置はヘッドマウントディスプレイ(HMD)のみであり、低コストで開発及び導入が可能
- エコー画像に比べ高精細な術中支援が可能
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その他の特長
・臓器を輪郭情報として視認しながら刺入が可能
・経験から判断していた刺入位置が術中に視覚的に得られる
→腸管等の穿刺や出血リスクの低減等が期待できる
→手術時間の単色や出血リスクの低減等が期待できる
想定される用途/実績例
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ファントムへの投影例
複数の支援情報を組み合わせて表示可能
・任意に表示/非表示の切替可能
・表示形式が選択可能
→Translucent表示(透過率は可変)
→Solid表示 等
基本情報
- 研究機関
- 埼玉医科大学 国際医療センター