ソフトロボット について
器用さと柔軟さを兼ね備える「ソフトロボット」を実現させる技術です。
イモムシの蠕動運動から着想を得て、物体を掴んだまま、ロボットハンド内で回転・移動させることを実現しました。
想定される用途/実績例
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〈製造業〉
形状が規格化されていない対象物のピッキングとパッキング作業。例えば、唐揚げなどの食品。 -
〈農業〉
果物の摘み取り作業。例えば、りんごなどの果物を摘み取る際に、把持したまま回転させる。 -
〈医療業界〉
新たな医療用具。例えば、つかみながら回転させる管子などへの応用。 -
〈物流業界〉
ピックアンドプレース作業。置かれた物をロボットハンドでピックし、インハンドマニピュレーションを行うことで、姿勢を変えた状態でプレースする。
基本情報
- 研究機関
- 信州大学 繊維学部
- 特許情報
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「把持装置、把持機構、把持方法、およびロボット装置」
公開番号:特開2023-134079