天然色素抽出液の製造技術 について
いままで加工工程で廃棄されていた未利用資源である果物の皮や絞りかすなどの食品残渣を有効利用できる技術です。
りんご、ぶどう、柿などの果実の果皮に含まれる天然色素を食品素材として利用するには、本来の食味を損なう酸類やメタノール等の抽出溶媒を使用せずに、色素の抽出液が得られることが重要です。
本技術は、簡便かつ効率的に、果皮に含まれる天然色素及び機能性成分を抽出した液の製造を可能にしました。
[プレスリリース]
信州大学×長野県飯綱町×ビールメーカーCOEDOが産学官連携
酵素処理の特許技術で、受粉用果実を活用し、高付加価値のフルーツエール「COEDO香琳-Kourin-」を醸造!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000060962.html
基本情報
- 研究機関
- 信州大学 工学部
- 開発内容
- 豊富なポリフェノールによる抗酸化作用と、酵素でペクチンが分解され生成されるガラクツロン酸の軟骨生成促進作用が付与された色鮮やかな高付加価値食品素材です。
- 関連リンク
- https://www.shinshu-u.ac.jp/zukan/cooperation/kahimitsu.html