創薬 | 環境 | 材料 環境への負荷を低減「界面活性剤を用いない乳化技術」

公開日: 2025/03/07

環境への負荷を低減「界面活性剤を用いない乳化技術」

界面活性剤を使わずに乳化する、環境負荷を低減させ、画期的な混合物を創り出す乳化技術です。

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乳化技術 について

本技術では、界面活性剤を用いず、超音波を利用した乳化を実現します。
一般的に、二層に分離した水と油の混合(乳化)のためには、界面活性剤などの両親媒性物質を使用し、ホモミキサー、ホモジナイザーなどの物理的手法と組み合わせて乳化し、乳化製品として提供しています。
一方、界面活性剤は環境への負荷があり、近年では、界面活性剤の使用量を低減するだけではなく、界面活性剤を一切使用しない乳化製品が求められるようになってきました。
本技術によって、界面活性剤を使用しないことによる環境への負荷低減を実現するとともに、いままでにない、乳化製品の創出も実現できる可能性があります。

乳化の状態

乳化の状態

油と水のみで構成されたエマルション、乳化剤や保護剤などを一切含みません。

想定される用途/実績例

基本情報

研究機関
信州大学 工学部
仕様
水と油を連続的に供給しながら超音波を利用して乳化剤を作製することを可能にする連続乳化装置
関連リンク
https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/engineering/chair/chem005/Seeds.htm
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