pHセンサフィルム について
従来のpH測定方法(リトマス試験紙、ガラス電極計)では、測定溶液へ内部の薬液が溶出してしまう課題がありました。
本技術ではpH色素を高分子化することで、測定溶液への溶出がないpH指示共重合体を実現しました。
【技術の活用例】
- pHセンサ開発:フィルム化したpH指示共重合体の色度測定によるpHセンサの開発を進めています
- 繊維化:化学繊維に導入することで、pH指示機能を持つ繊維・不織布の実現が可能です
pH指示共重合体をフィルム化や繊維化することで、様々なアプリケーション展開が期待できます。
特長
- 繰返し測定、経時的モニタリングが可能です
- 測定対象への色素溶出はありません
- pH範囲(全域、酸性、中性、塩基性)の設計が可能です
- フィルム化、繊維化が可能です
想定される用途/実績例
- 環境関連(水質管理、土壌管理)
- 食品関連(加工製造、容器包装)
- 繊維関連(機能性合成繊維)
- 美容関連(スキンケア)
- 教育関連(教材)
基本情報
- 研究機関
- 東京電機大学 工学部
- 大学での開発状況
-
・pHセンサ用フィルムの開発
・pHセンサの開発
企業との実用化に向けた共同研究開発を希望しています。
大学技術との連携による製品開発のご要望がございましたら、お気軽にお問合せください。
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