水分解のための光触媒と光電極 について
クリーンエネルギーとしての水素が注目されており、環境負荷の小さい水素製造法が求められています。
光触媒を使い、太陽光から直接水素を発生する人工光合成は、持続可能なエネルギーシステムを実現。
ホスホン基を有するシランカップリング剤の修飾により、光触媒的な水素生成においても類似したプロトン供給を促進します。
【研究内容（一部）】
CTGS
- 高効率な薄膜太陽電池材料として近年注目
- 構成元素が安価かつ安全・Znフリー
- Sn/Ge比に応じて段階的なバンドギャップの制御
【その他研究内容（一部）】
電気化学的水素生成におけるリン酸バッファーの効果と光触媒的水素生成におけるホスホン基修飾の効果
- リン酸緩衝液を用いることで中性領域でも高効率な（光）電気化学的水素生成
- ホスホン基を有するシランカップリング剤の修飾により、光触媒的な水素生成においても類似したプロトン供給の促進
想定される用途／実績例
- ソーラー水素製造の高効率化
- 水素価格の実用水準までの低減
- 化成品の合成
- 有機物の分解（環境浄化）
基本情報
- 研究機関
- 信州大学 工学部
