ナノ抗体提示多糖を用いた高感度免疫測定［埼玉大学］

ナノ抗体提示多糖 について

【新規方法を提案】多糖類にナノ抗体を修飾する

・多糖類を足場として利用するため、多糖類にナノ抗体を修飾。

・多糖類の足場により、ナノ抗体の失活、剥離を抑制

・プルラン、デキストラン、アガロース等を利用可

免疫測定試験で感度向上を確認

・VHH抗体の安定化、多価化により検出感度が向上

・非特異吸着の抑制によるバックグラウンドノイズを低減

特長

• 多糖類の足場により、固相化によるナノ抗体の失活や剥離を抑制
• ナノ抗体を集積化し、高感度・高性能化
• 非特異的吸着が抑制され、バックグラウンドノイズが低減

想定される用途／実績例

• 免疫測定法における、ナノ抗体の利用促進（抗体からの置き替え）
• ナノ抗体を使った検査薬・診断薬（高感度検出）
• バイオセンサー、SPR、ELISA等の分析用チップ等への固相化方法

基本情報

研究機関

埼玉大学大学 院理工学研究科　助教　松下 隆彦

研究者情報

https://rdb.eva.saitama-u.ac.jp/search/detail.html?systemId=72278e667cb67551520e17560c007669&lang=ja

特許情報

「抗体-多糖結合体及びそれを用いた高感度免疫測定方法」
特願2017-008331

研究室HP

http://md.fms.saitama-u.ac.jp/

関連技術

https://shinshu-tlo.co.jp/technology/k001-0039/

企業との実用化に向けた共同研究開発を希望しています。
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